ブログで伝えたいこと
- 休職はお金をもらいながら、病気・ケガを治して、復帰する制度
- 休職できる期間、もらえるお金は人によって違う
2019年11月15日更新
「最近友達がストレスで、会社を休職したみたいで」
『かわいそうだね、上司の叱り方とか結構ひどかったからね〜』
「そうそう、ぼくならムリ。。でも、休職ってどれくらい休めるの?」
『えっ?1年ぐらいかな?』
「給料はもらえるの?お金ないと生活できないよね〜」
『わかんないね〜、でも俺は休職しないから大丈夫じゃない?』
この会話は、ぼくが電車の中で聞いた会話です。
みなさん、こんにちは。
あやべさん(@ayabesan_desu)です。
さて、今回のテーマは休職です。
このブログでは、当時のぼくが休職するまでをカンタンにご紹介しています。
『休職とは』
まず、休職とはなにか?そこからおさらいしてみます。
Wikipediaから抜粋しますと、
「休職(きゅうしょく)とは雇用されたまま長期間の労働義務が免除され、かつ雇用契約はそのまま持続すること。何らかの理由により就業が不可能になったときに、就業規則などの定めにより適用される。」
と説明されています。
そして、
「休職期間中は、労働基準法(昭和22年法律第49号)等に基づき、使用者の責に帰すべき事由により休業した場合に、労働者に休業手当が支払われる。」
とされています。
カンタンに言えば、
「何らかの理由(うつ病・適応障害のストレスの病気、大きなケガが理由)で仕事が十分にできないので、仕事ができるようになるまで休んでください。お給料は「休業手当」として支払います。」
ということです。
ですが、お勤め先の会社によっては、休職制度が設けられていない場合もあります。
また、休職の基準や、休職期間等も会社の規約で様々のようですので気になる方はご自分の会社の制度をチェックしておきましょう。
『休職制度を使うかは自分次第?』
では、ぼくがどんな風に、休職をしたかご紹介します。
「どんな風にって、どういう意味?」と思うあなたはもう少しだけ、読んでください。
体調を壊し、病院から適応障害と診断された日、会社に報告を入れました。
すると、会社の産業医から連絡をもらいました。(ちなみに、「産業医」とは会社の従業員の病気、ケガ、メンタルヘルス等のケアを行う人のことを言います。)
そして、産業医に病状・体調(仕事はできそうか、食欲はあるか、睡眠はできているか等)の話しをしました。
産業医は適応障害になった原因が仕事のストレスと判断したんです。そして、休職制度をぼくに提案してくれました。
そうなんです!
休職制度は、自分で「仕事を続けたいから、休ませてください」と会社に伝えて、休みを取る制度なんです。
だから、会社は休職を提案するようになっているのです。
『休職制度の注意点』
休職制度を利用する前に、こんな注意点を産業医から受けました。
- 休業手当(お給料)は働いていた時の約6~7割程度
- 休業手当をもらうのに、定期的に病院に行く必要がある。
- 働いていた期間で、休職できる期間が決まる(ぼくは、6ヶ月でした)
- 良くなっても、お医者さんと産業医とで相談し復帰する時期を決める。
休職のあいだは「休む」=「仕事」という考えなんです。
しっかり治すために、お医者さんの指示通りに治療してください。
だから、少しお給料は減りますけど、安心して病気・ケガを直して、仕事に戻れる休職制度は、ベンリなんです。
『おわりに』
なぜかぼくは、休職することをすぐ決めました。
それは
「ストレスから離れて、仕事を休みたい」
とすぐに考えました。
適応障害は、周りの環境にストレスを感じて、発症する病気です。
だから、仕事をしたくなかった気持ちだったのかもしれません。
そして、奥さんはこの本を読んで休職することを後押ししてくれたんです。
休職制度のほかにも色々なことが書いてあるので、オススメです。
国や会社の制度は知っておいてソンはないです。
また休職についても、医師、カウンセラー、就労支援機関に相談をすることでアドバイスがもらえます。
うつ病や発達障害など障害がある方の就職と定着を支援する施設【ニューロワークス】
長文ご覧いただきありがとうございました。